今も愛され続ける鉄道玩具、プラレールの魅力に迫る!流行と発展の歴史、遊び方などを紹介

執筆者: 松岡 純正
はじめに

皆さんは、プラレールという鉄道玩具をご存知でしょうか。

男性ならば、子供の頃に一度は遊んだ事がある、親しみのある玩具かもしれませんね。


今回は、鉄道玩具プラレールの魅力を、歴史、技術、そして遊び方から見てみましょう。

歴史からプラレールを見る

プラレールは、世に出て大ヒットし、今も鉄道玩具の王者として君臨しています。

その背景には、3つの大きな出来事が影響していると言われています。

 

1つ目の出来事

1964年の東海道新幹線の開業です。

1959年にプラレールが発売されて5年後の事でした。

開業にともない、新幹線を製品化、これが爆発的ヒットになったのです。

以後、この時の車両の大きさが、現在まで続くプラレールの基準サイズになっています。

 

2つ目の出来事

1970年代の、高度成長期とベビーブーム。

この時、プラレールの車両や情景部品などのアイテム数が急速に増加したのです。

 

3つ目の出来事

世界中で愛読されている、機関車トーマスの製品化。

TVシリーズと相まって爆発的に売れたのは、必然であると言えます。


 

激動の半世紀を生き抜いているプラレール。世渡り上手ですね。

技術からプラレールを見る

パソコンやゲーム機、電化製品を分解したことはありますか?

分解すると、色々なコードや電子機器が出てきます。

 

プラレールのモーター部分や音が鳴る車両も、同様の仕組みになっています。

 

発売当時、プラレールにモーターはなく、手で転がして遊ぶ玩具でした。

しかし、技術の進歩で2年後には電動化。

1970年代頃には、ライト付きや音の鳴る車両が多く製品化されていきました。

 

 

今では、本物の蒸気が出る機関車やカメラ搭載の新幹線など、子供だけではなく、大人まで楽しめるプラレールが販売されています。
幅広い年齢層を魅了するプラレールの技術革新には、ただただ驚かされるばかりです。

遊びからプラレールを見る

プラレールのレールは、55年間、改良はあっても一度も規格変更がありません。

つまり、昔のレールでも、今のプラレールを走らせる事ができるのです。


また、レールには、直線や曲線、複線、分岐などがあり、無限の組み合わせが可能。

そこに車両や情景部品を加えれば、オリジナルのレイアウトが作れます。

 


遊び手のイメージで、どんな風にも形を変えられるのが、プラレールの醍醐味ではないでしょうか。

 

おわりに

1959年以来、プラレールは、鉄道模型にはない温かさや親しみやすさで、子共のみならず、父親、鉄道ファン、さらに女性までの幅広い層が支持してきました。


これからも広がり続けるプラレールワールド。

どんな展開をしていってくれるのか、期待したいところです。

 
 コラムニスト情報
松岡 純正
性別:男性  |  

松岡純正です。

「プラレールの宿」というサイトの管理人をやっていおります。
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